不完全脊髄損傷に対するrecoveriX
の研究結果

不完全脊髄損傷に対する有望な結果

不完全脊髄損傷患者は、損傷が脳ではなく脊髄にあるため、recoveriXにとって特に重要となっています。 不完全脊髄損傷は、脊髄が部分的に損傷した状態で発生し、損傷部位より下の感覚機能と運動機能が程度の差はあるものの保持されます。 recoveriXによってこれらの患者に神経可塑性が生じ、運動機能が向上するかどうかを調べるために、数人の患者をテストしました。

私たちはすべての患者に対して25回のrecoveriXセッションを実施し、治療が客観的な改善につながったかどうかを判断するために事前評価と事後評価の両方を実施しました。

評価には次のテストが含まれていました。

• Fugl-Meyer上肢評価 (FMA-UE) ：上肢の運動機能を測定します。正常スコア：66。
• Ful下-Meyer下肢評価：下肢の運動機能を測定します。正常スコア：34。
• Timed Up & Go (TUG) テスト : 患者が椅子から立ち上がり、3 メートル歩き、向きを変えて再び座るまでの時間 (秒単位) を測定することで機能的可動性を評価します。通常時間: 10 秒。
• 10 メートル歩行テスト (10MWT) : 短距離での歩行速度と歩行能力を測定する臨床評価で、通常は歩行障害のある人の機能的移動能力を評価するために使用されます。通常時間: 7 秒。

以下のデータは、recoveriX治療の約2年前に事故に遭った 1 人の患者の結果を示しています。患者は家の屋根から転落し、歩行に影響が出ました。上肢の

FMAは、想定していたように治療前後で最高スコアを示しています。

下肢のFMAは25回のセッション後に2ポイントの改善を示しています。

TUGテストは 42.56 秒から 26.88 秒に大幅に改善しました。注目すべきは、

明らかな改善傾向が見られ、治療ごとに患者が着実に改善していることを示しています。

現在までに、recoveriX は不完全脊髄損傷の患者6名でテストされており、現在臨床試験が進行中です。

このウェブページでは、この研究の最初の患者を紹介しています。

また、脳卒中や多発性硬化症などの患者さんがrecoveriXの助けを借りて改善したビフォーアフターのビデオもご覧ください！